約600万トン/年のLPG取扱量(国内輸入、国際トレーディングの合計)は世界の海上貿易量の約6%を占める。これはLPG専業会社としては世界最大規模。またアジアの新興国需要、欧米の新規開拓を目指しています。
常に20隻程の外航船団をもつ当社。国際マーケットにおける存在感も圧倒的です。日々、世界各国の名だたるトレーダー相手に数十億円単位の取引を行っています。的確かつ迅速な輸送オペレーションにより、お客様のニーズへ柔軟に対応。顧客の信頼を獲得することで業界トップクラスのシェアを実現しています。
これまでの中東諸国を中心としていたL P G調達先を多様化。現在、当社では北米からの調達を拡大させています。また豪州や東ティモールといった、「チョークポイント※」を通らないエリアからの調達や、カナダ、西アフリカなど、他地域からの調達も進めています。(※スエズ運河やホルムズ海峡など重要な航路が収束している地域であり地政学リスクが高い)
全国約350店にも及ぶ強力な販売基盤と、100万軒超の消費者にLPGを配送する物流会社21社の物流網により、国民生活や経済活動を支えているアストモスエネルギー。また小売事業では、直営販売会社が全国18万軒のお客様にLPGを販売、供給しており、文字通り調達から末端販売まで“一気通貫”で携わっていることが当社の特徴の1つです。
国内でも“リーディングカンパニー”としての存在感は大きく、それだけに業界全体から強い期待を背負うこととなります。たとえば「世界初のLPG仕様エネファーム一般販売」「電力事業への参入」「LPG元売初の研修センター開設」など…。「日本を代表するLPG事業会社」として、今後も飽くなき挑戦を展開し続けていきます。
管理間接部門として事業部門のサポートだけではなく、当社経営の舵取り、そしてブレインとして全社の意思決定に大きく関与します。既存ビジネスモデルの再構築と新たなる収益基盤確立のために、事業ポートフォリオの全社最適化に取り組んでいます。
社員一人ひとりが伸び伸びと、最大限の能力を発揮することが、事業を拡大していくためには不可欠な要素。全社員がより働きやすい職場を実現していくために、「各種制度の改廃」「女性活躍推進」など、他の部門と連携しつつ、全社の"縁の下の力持ち"として様々な課題に取り組んでいます。