国際事業
International Business
- 入社後、関西支店での特約店営業を経て、サプライ&トレーディング部(旧 船舶部)へ異動。
外航船のオペレーションなどの仕事に携わった後、LPGの輸入調達に関わる業務に。
アストモスエネルギーのLPG取り扱い規模は、年間数百万トン。これを産ガス国などから調達し、日本へ輸送するのがサプライ&トレーディング部の役目です。私は配属後3年間、買い付けたLPGをタンカーで効率良く輸送する、ルート管理などを担当。現在は、中東をはじめとする産ガス国やアメリカ、カナダ、オーストラリアなど世界各地のサプライヤーとLPGの購入契約を結ぶ仕事を行っています。
我々の最大のミッションはどんな時も国内にLPGを安定供給すること。当社はLPGトレーディングの中心地であるシンガポールと世界最大級のタンカーのトレーディングマーケットがあるロンドンに支店を構え、日本を中心とした三国の拠点で連携。LPGバイヤーの需給状況や世界各地のタンカーの状況を常に把握し、最適な調達システムを構築しています。時に「OPECプラス」で決められる原油の協調減産により、世界的に産油国からのLPG価格が高騰することがありましたが、その際もシンガポールから最新情報を素早くキャッチし、わずか数日で新たな調達契約を締結することができました。
他のエネルギーと同様、国際的なマーケットを持つLPGですが、その市場で世界最大級の取り扱い規模を誇るのがアストモスエネルギー。国内での当社の知名度は決して高くはありませんが、LPG業界における当社のプレゼンスは国際目線でも圧倒的であり、「こんな時、アストモスエネルギーはどこから買うのか」と、当社の動向は全世界のサプライヤーから注目されています。リーディングカンパニーとして、LPG業界全体の発展に寄与することも大切な使命だと考えています。
今後は海外駐在も経験したいですね。シンガポールを拠点に、東南アジアでまだLPGが使われていない新興国にその魅力を伝えていきたいです。
大切にしている姿勢は、まずは一歩踏み出すこと。失敗は次の教訓になりますし、成功体験は大きな自信になります。これは就職活動にも言えると思います。人生の重要な時期、まずは一歩踏み出し、チャレンジしてみてください。