国内事業
Domestic Business
- 入社後、国際事業本部 サプライ&トレーディング部(旧 船舶部)に配属。
3年間の外航船オペレーション業務を経て関東第一支店へ。静岡、神奈川、東京の特約店を担当している。
当社では入社後、複数の部署の業務を経験するジョブローテーションを採用。一連のLPG業務把握を目的とする一方で、社員の適性を見極めるための期間ともいえます。私は国際事業本部から国内事業本部への異動を経験しており、LPGの買い手と売り手、両方の業務に携わることでLPGへの理解が深まったと感じています。
関東第一支店への異動当初は、業務内容や取引先対応がガラリと変わって戸惑いました。国際事業本部での船舶のオペレーションと特約店営業は全くの別物でしたので。しかし先輩方の手厚いサポート、指導のおかげで、日々新しい発見やレベルアップを楽しむことができています。
現在、特約店からよくお話をいただくのは、新規顧客獲得のための訴求方法のご相談です。私は当社のチラシや特約店人材育成施設であるアストモスアカデミーなどの販促ツールのなかから、各顧客のニーズに適応したものを選定・提案し、特約店の営業力強化に努めています。
現在の業務のなかで、国際事業本部での経験を活かせる事があります。例えば、LPGの価格改定の一因に、環境保全に伴う船舶燃料の規制があるのですが、国内支店員や特約店の方がその内情を把握するのは容易ではありません。そこで、船の構造や船輸送の仕組みについて説明する機会を設け、理解を深める活動を行っています。また、国際事業本部とも情報を共有し、LPG価格情報や海上の気象状況、海外情勢などをいち早くキャッチ。海外と国内の支店をつなぐ役割も担い、より視野の広い営業活動を行うことができています。
ジョブローテーションによって、改めて当社のフィールドの広さや多様性を実感。LPGのサプライチェーンは、さまざまな部署が独自の専門性や役割を担うことで成り立っていると肌で感じました。
将来は、新興国のインフラ整備にも携わりたいと考えています。エネルギー供給基盤が未整備の国は多く、当社のビジネスモデルを展開することでその国の生活レベルを向上させていきたいです。そのために現在の業務に真摯に向き合い、多くのことを吸収したいと思います。